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サシバボックス!

ラッシュさんから「サシバボックス」が届きました。
みんなで作ったお米のワラが材料のギフトボックスです。

「もっと藁藁(ワラワラ)してるのかと思った〜 きーれーい〜」


藁からこんなに しっかりしたきれいな色の箱ができるのかと感心しつつ、嬉しい気持ちです。

<サシバが立ち寄る田んぼ・里山からの恵みを使った商品>プロジェクト

お米を収穫した後のワラを活用し、バレンタイン限定ギフト商品のボックス「サシバボックス」のくわしい内容は…

「渡り鳥プロジェクト サシバを追え!」(ここをクリック) をご覧ください。

わたしたちの「サシバプロジェクト」まだまだ続きます。

ご興味のある方は、活動を応援する(ここをクリック) より、ご連絡ください。
会員になられた方にはほぼ月イチで、イベントお知らせなどをメーリングリストでお届けしています。

オオヤマタカコさん × 天白牧夫 in SYOKU-YABO農園

「渡り鳥プロジェクト – サシバを追え!」(LUSH ラッシュ)をきっかけに、オオヤマタカコさんに取材していただきました。

現在、都市部での環境循環を行うことで、社会問題を解決するといった環境デザインを企業や行政に提言する活動をしているオオヤマタカコさんのこまやかな取材記事です。ぜひご覧ください。

人も生物もやわらかくなる三浦の谷戸田再生(LUSH ラッシュ)

みんなで作ったお米のワラが、コスメブランド「LUSH(ラッシュ)」のギフトボックスに!

コスメブランド「LUSH(ラッシュ)」の取り組み「サシバプロジェクト」で、プロジェクトのパートナーとしてNPO法人生物多様性保全も、ワラの提供で参加しました。
2018年にみんなで作って収穫した稲、お米を収穫した後のワラが、2019年1月中旬に発売されるLUSH商品のギフトボックスに活用されます。

「なぜ、お化粧品のブランドメーカーが?」連絡をいただいたときはびっくりしました。
日々の活動からでは想像できない「全国の方々にメッセージが伝わる」アプローチです。
私たちひとりひとりの小さいアクションが、多くの人たちの心に響けばと、嬉しく思います。

LUSHの「サシバプロジェクト」とは

渡り鳥プロジェクト - サシバを追え!
渡り鳥プロジェクト – サシバを追え!(LUSH ラッシュ)
消失していく日本の里山と生物多様性の再生を目指して、渡り鳥・サシバを追って日本各地の里山を訪れながら、原材料を探すプロジェクトが始まりました。

LUSHの紹介

LUSH(ラッシュ)は、英国発の化粧品ブランド。
パーム油を原料にしない商品やプラスティックを使わない容器など「環境に良いものってなんだろう」「世界中の人にとって良いものってなんだろう」という考えを大切にして商品を作っている会社です。
「国際的なサシバ保護活動」に取り組む日本自然保護協会と連携して、2018年から絶滅危惧種の保護とその生息地の保全、循環的な森林利用、持続的な地域づくりを推進する新しい原材料調達として注目される取り組みをおこなっています。

もっと知りたい方へ

鳥を見て考える生物多様性の再生(LUSH ラッシュ)
「サシバプロジェクト」に参加したほかの団体や、プロジェクトの取り組みの詳細が綴られています。

ロンドンで開催された「渡り鳥プロジェクト」についてトークセッション
鳥を見て考える生物多様性の再生 | LUSH ラッシュ

本の紹介:京急沿線の近現代史

エコーする〈知〉

京急沿線の近現代史

小堀 聡 著

京急沿線の近現代史

最近多い鉄道ファン向けの本と思いきや、純然たるまちづくり、みどり政策に精通した一冊です。
京急や西武鉄道と三浦半島各自治体との密接な関係とその経緯、時代の変化への対応の明暗がわかりやすく整理されています。そして当団体が関係しているフィールドも鉄道会社や大手ゼネコンと深く関わっているのです。
著者の小堀 聡さんは幼少期に横須賀の自然環境に親しんだお一人として、三浦半島におけるこれからのエコタウンの形成について、本書の中でも配慮すべきキーワードをいくつか投げかけてくれています。過去の教訓に学び、地域のより良い未来を思い描きましょう。

著者:小堀 聡(名古屋大学准教授、横須賀生まれ、日本経済史・環境史)著
体裁:A5判・並製・約175頁
定価:本体1,800円+税 ISBN978-908823-45-9
出版:クロスカルチャー出版 http://crosscul.com

昔の農具でお米を作る!

横須賀市小矢部にある保全地域「若芽(わかめ)の里」
収穫を終えた稲が、お米の形になるまでの工程、脱穀や籾すりなどを昔の農具を使っておこないました。

※ご覧の動画には字幕もつけています。あわせてご覧ください。

横須賀 小矢部にある「若芽の里」の休耕田は、2017年から横須賀市立城北小学校の5年生が総合的な学習の一環として復田、そして2018年度、6年生になって引き続き、田植え、稲刈りをしてくれました。

ここでお米が収穫されるのは、なんと約50年ぶりのことです!

田んぼ体験を行う小学校は多くありますが、復田から行った小学校はあまりないのではないでしょうか

協力 横須賀市立城北小学校の生徒たち
作成 NPO法人三浦半島生物多様性保全

NPO法人三浦半島生物多様性保全では、学生向けの環境教育やエコツアーをおこなっています。
地域の環境保全活動の担い手として、次世代の育成にも力をいれています。
詳しくは、応援する|事業の委託(企業・学校向け)をご覧ください。

来訪者

サシバ、コウノトリ、好適な生息地を探す旅の中で、彼らは三浦半島 横須賀を訪れることがあります。

サシバ
2018年8月30日撮影

サシバの幼鳥は、長い冬休みを過ごす南国への渡りの前に、翌年どこで暮らすか下調べをするかのように日本各地を巡ります。三浦半島の各谷戸でも8月中旬から9月まで比較的よく見ることができ、彼らを保全活動の目標の一つにしている我々は少なからず胸が躍ります。

もっとも、サシバは90年代を最後に三浦半島では繁殖がされなくなり、その根本的な原因となった谷戸田の激減の状況はまだあまり改善されていないので、おそらく今回の個体が来年繁殖しに戻ってくることはないでしょう。

例えば隣接する大きめの谷戸を3筋くらい再生することができれば、彼らの生息地として認めてもらえるかも知れませんが、まだそこには至っていません。

コウノトリ
2018年9月14日撮影

このコウノトリ(左)は千葉県野田市で放野されたものが、好適な生息地を探す旅の中で横須賀に訪れたときのことです。

きららちゃんというこの0歳のメスのコウノトリは、放野後ずっと自分の居場所を探し続けているのでしょう。この日はバッタやコオロギ程度しか食べていないようで、おそらくまだ彼らが生息できるほど地域のポテンシャルは高くありません。

フィールドで観察をしていると、鳥に限らず土着の生き物に混ざって「今回はご縁がありませんでした」のビジターに意外とよく出会うもので、そのたびに多少のもどかしさを覚えます。

いつの日か三浦半島の里山環境が彼らのお眼鏡に適うよう、さらに実のある保全活動をしていきたいと思います。

2018年9月14日 天白牧夫