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昔の農具でお米を作る!

横須賀市小矢部にある保全地域「若芽(わかめ)の里」
収穫を終えた稲が、お米の形になるまでの工程、脱穀や籾すりなどを昔の農具を使っておこないました。

※ご覧の動画には字幕もつけています。あわせてご覧ください。

横須賀 小矢部にある「若芽の里」の休耕田は、2017年から横須賀市立城北小学校の5年生が総合的な学習の一環として復田、そして2018年度、6年生になって引き続き、田植え、稲刈りをしてくれました。

ここでお米が収穫されるのは、なんと約50年ぶりのことです!

田んぼ体験を行う小学校は多くありますが、復田から行った小学校はあまりないのではないでしょうか

協力 横須賀市立城北小学校の生徒たち
作成 NPO法人三浦半島生物多様性保全

NPO法人三浦半島生物多様性保全では、学生向けの環境教育やエコツアーをおこなっています。
地域の環境保全活動の担い手として、次世代の育成にも力をいれています。
詳しくは、応援する|事業の委託(企業・学校向け)をご覧ください。

来訪者

サシバ、コウノトリ、好適な生息地を探す旅の中で、彼らは三浦半島 横須賀を訪れることがあります。

サシバ
2018年8月30日撮影

サシバの幼鳥は、長い冬休みを過ごす南国への渡りの前に、翌年どこで暮らすか下調べをするかのように日本各地を巡ります。三浦半島の各谷戸でも8月中旬から9月まで比較的よく見ることができ、彼らを保全活動の目標の一つにしている我々は少なからず胸が躍ります。

もっとも、サシバは90年代を最後に三浦半島では繁殖がされなくなり、その根本的な原因となった谷戸田の激減の状況はまだあまり改善されていないので、おそらく今回の個体が来年繁殖しに戻ってくることはないでしょう。

例えば隣接する大きめの谷戸を3筋くらい再生することができれば、彼らの生息地として認めてもらえるかも知れませんが、まだそこには至っていません。

コウノトリ
2018年9月14日撮影

このコウノトリ(左)は千葉県野田市で放野されたものが、好適な生息地を探す旅の中で横須賀に訪れたときのことです。

きららちゃんというこの0歳のメスのコウノトリは、放野後ずっと自分の居場所を探し続けているのでしょう。この日はバッタやコオロギ程度しか食べていないようで、おそらくまだ彼らが生息できるほど地域のポテンシャルは高くありません。

フィールドで観察をしていると、鳥に限らず土着の生き物に混ざって「今回はご縁がありませんでした」のビジターに意外とよく出会うもので、そのたびに多少のもどかしさを覚えます。

いつの日か三浦半島の里山環境が彼らのお眼鏡に適うよう、さらに実のある保全活動をしていきたいと思います。

2018年9月14日 天白牧夫