歴史の詳細

現在池子の森自然公園緑地エリアになっている場所は、戦前に柏原の集落があった地域です。数千年間、谷戸田を中心としたのどかな村が形成されてきました。柏原が農村だった頃の遺産は、池子側出入口にある池子遺跡群資料館に展示されていますので、ご覧ください。
土地が日本軍に接収されて以来、谷戸の田んぼと雑木林だったこの地は弾薬庫として変貌を遂げることになりました。それぞれの谷戸の山際が切り立った崖になっていたり、至る所に防空壕があるのも、その名残です。また、園内には旧日本帝国海軍は作った資材運搬用の線路の跡もあります。

戦後、この土地は米軍に接収され、長らく日本人は入ることができませんでした。
さまざまな働きかけの結果、米軍との共同使用地として、2016年から池子の森自然公園緑地エリアを開園することができました。米軍関係者は車両や犬の通れる範囲など、私たちとルールが異なりますが、自然環境を壊さずに継承していく理念は共有しています。門松づくりなどのイベントでは米軍関係者も参加し、来園者と交流しながら楽しんでいます。

1938年から2019年までの経緯は逗子市のホームページに詳細が掲載されています。
https://www.city.zushi.kanagawa.jp

2020年以降

2020年、これまで管理運営業務を受託していた法人が市との委託額をめぐり折り合いがつかないとのことで、私たちNPO法人三浦半島生物多様性保全に管理運営業務を引き受けてもらえないかとの打診が逗子市役所からありました。

私たちは生態系の保全に寄与する活動には金額の大小にかかわらず協力しておりますので、引き受けることになりました。委託額の不足分についてはパークPFI制度を活かし賄っていくことで合意し、谷戸田の再生や廃線跡の修復など様々な事業提案をしてきました。

ところが、これらの保全活動は許していただけず、結果として開園業務だけが私たちの元に残る形となりました。このような状況の中、我々は常に是々非々の姿勢で市役所に率直に意見しましたが、2023年3月をもって契約打ち切りを言い渡されました。

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2023年4月1日 更新
2022年12月6日 更新
2022年10月1日 調整
2022年9月27日 作成