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三浦半島の野鳥

汀のミユビシギ

1月2日 三浦市上宮田の三浦海岸でミユビシギの群を観察しました。

ミユビシギは6月から7月に北極圏で繁殖し、日本では8月~5月頃まで見られる渡り鳥です。

三浦海岸のミユビシギは20羽ほどの群で砂浜の波打ち際を歩き回って何かを食べていました。

波打ち際を走るミユビシギ

ミユビシギは波によって打ち寄せられる細かい有機物を食べますが、この日はこぞって小さな粒状のものを食べていました。

透明で小さな粒状のものを食べるミユビシギ
波で砂浜に線状に打ち上げられた粒を食べるミユビシギ

はっきりとは分かりませんが、沖で産卵され浮遊して海岸にたどり着いたボラの卵かもしれません。

もちろん食べていたミユビシギたちも自分たちが何を食べているのか知らないと思います。

ミユビシギは細かいものを食べることで他の鳥との競合を避けていますが、食べているものが細かすぎるので一日中食べ続けなければなりません。

砂浜を走り回るミユビシギは英語ではSanderling(サンダーリング)と呼ばれています。