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三浦半島の野鳥

ゴンズイを食べるウミウ

ゴンズイは背びれと腹びれのトゲに毒を持ったナマズの仲間です。

このゴンズイを食べるウミウを観察しました。1月28日に馬堀海岸の岸壁を歩いていると、観音崎方面から飛んできたウミウが近くの海上に着水しました。

海上に浮くウミウ

そのウミウは潜水を繰り返し始めて、すぐに大きな魚をくわえて浮上してきました。

それがゴンズイでした。

ゴンズイのエラの辺りに嘴を突き刺すウミウ

ウミウはゴンズイを何回も振り回したり、鉤状に尖った嘴の先端で突いたり、くわえなおしたりして数分後に食べました。

食べ方はもちろん鵜呑みです。

頭の方から吞み込むのがトゲが刺さらないコツのようです。

ゴンズイを何度もくわえなおす若いウミウ

ウミウは2匹の大きなゴンズイを食べると観音崎方向に戻って行きました。短い観察時間でしたがこの日は2羽のウミウの採食行動を観察しました。

近くの猿島には夕方になると数百羽のウミウが帰ってきて、ねぐらを取ります。