横須賀市長坂にある『佐左衛門(さざえもん)』は、1700年代、江戸時代から続く茅葺き(かやぶき)の農家です。
敷地には「茅葺きの母屋(おもや)」と「牛小屋」、民具が置ける「納屋(なや)」、「屋敷林」「水田」「畑」が一体となって保全されています。そのため、ナショナルトラスト活動として保存できることになりました。
横須賀市長坂にある『佐左衛門(さざえもん)』は、1700年代、江戸時代から続く茅葺き(かやぶき)の農家です。
敷地には「茅葺きの母屋(おもや)」と「牛小屋」、民具が置ける「納屋(なや)」、「屋敷林」「水田」「畑」が一体となって保全されています。そのため、ナショナルトラスト活動として保存できることになりました。
現在『佐左衛門』の母屋は、茅葺きの上に鉄板が乗っていますが、屋根裏からは茅(かや)の様子を見ることができます。
茅葺きの建屋は、茅葺き屋根を保つために、葺き替えが必要です。
『佐左衛門』は2033年で葺き替えの期限を迎えるため、その時は鉄板を乗せない純粋な茅葺き屋根として復原する予定です。
多くの方に三浦半島らしい茅葺き家屋を体験していただくため、民泊施設として届け出をしました。
一棟貸しですので、ご家族やグループでご利用できます。民泊ですので、ホテルとは違い家主も滞在しています。伝統料理を作ってみたり、蚊帳で寝てみたり、首都圏の田舎を満喫ください。
タイミングが合えば、節句やお正月など、年中行事も体験していただけます。どうぞご利用ください。
人の伝統的な暮らしがあってこその里山景観です。谷戸田や生物との出会いがさらに感動的なものに見えると思います。
地域には手入れを必要としている茅葺きの古民家がまだまだありますが、時期的には限界に近づこうとしています。
私たちは、古民家でのワークショップや宿泊体験などで還元していく予定です。ご支援をどうかよろしくお願いします。
所在地:横須賀市長坂4丁目13-60
バス停「長坂」より徒歩10分
(または、横須賀市立市民病院から徒歩17分、あるいは、バス停「林」より徒歩25分)
バス停「長坂」への直通バスは、
(検索サイト)京急バス検索 経路・運賃検索
「ハンヤ」「物置」「燃し木小屋(もしきごや)」「母屋」。佐左衛門の建物は、大小合せて4棟から成っています。
ヤマモモの木、柿の木、ニワザクラ、お茶の木などの由来のある古い樹木や、こんにゃくミョウガ、フキなど自生の植物が数多くあります。
水田にはそれぞれ呼び名があります。「シンデン 新田」と呼ばれる場所には、かつて棚田があり、そこにあった広い畔は「トオリグロ」と呼ばれていました。
(ただいま執筆準備中)江戸時代から続く農家『佐左衛門』に伝わる人々の歴史