3月5日葉山町の森戸川沿いの林道でマルバコンロンソウが花を咲かせていました。
マルバコンロンソウはアブラナ科ですが、神奈川県内では丹沢や曽我丘陵に分布していて、三浦半島では珍しい植物です。
この林道には10株ほどのマルバコンロンソウがありますが、ここに注いでいる沢の上流部にはもっとたくさんあって、種子が流れてきて発芽したもののようです。
ここでは毎年4月中旬に花の盛りを迎えますが、今年は例年に比べると1週間ほど早いようです。
他にもこれから5月中旬ころまでは春の花が次々と咲いて山が賑やかになります。
別の場所ではオオバタネツケバナが咲いていました。この植物もアブラナ科ですが、口に入れて噛むとクレソン(これもアブラナ科の外来種・正式な和名はオランダガラシ)のようにピリッとします。